お灸治療の医学的根拠・エビデンス

※ここで紹介するお灸治療とは日本式直接灸です

1、 免疫力(白血球・リンパ球)の増加と活性化

白血球  白血球数の増加 白血球の自己機能の向上が確認される
原 志免太郎 博士 「万病に効くお灸療法」
結核感染兎に施灸する実験

白血球・免疫体産生 白血球数の著しい増加 免疫体産生の増強が確認される
大沢 勝 京城帝国大学教授 「長生きの科学 -東洋医学はあなたを守るー」
ヒストトキシンによる動物実験
※ヒストトキシン=お灸など刺激によるタンパク質変性物質

リンパ球 CD4陽性T細胞の増加 比較群より優位な増加が確認される
モクサアフリカ、ウガンダ共和国・国立マケレレ大学 RCT共同研究
※ 非灸治療群=標準薬剤のみの薬物治療
  灸治療群 =標準薬剤 + お灸治療 併用

2、 赤血球(酸素運搬能力)の増加

赤血球・血色素  赤血球数、血色素ともに増加が確認される
原 志免太郎 博士 「万病に効くお灸療法」
結核感染兎に施灸する実験

ヘモグロビン 血中ヘモグロビン値の増加 
モクサアフリカ、ウガンダ共和国・国立マケレレ大学 RCT共同研究 
比較群との優位差は認められないが施灸群の上昇率が高かったことが確認される

3、 喀痰検査の陰性化

お灸をしている群の方が早く菌の排出が止まり、感染力が弱まる
HIV(エイズ)ウイルスの重複感染者においても同様
モクサアフリカ、ウガンダ共和国・国立マケレレ大学 RCT共同研究
※ 非灸治療群=標準薬剤のみの薬物治療
  灸治療群 =標準薬剤 + お灸治療 併用

4、胃腸の運動を活性化

健康な胃腸は長寿の鍵と記載されている
原 志免太郎 博士 「万病に効くお灸療法」
結核感染兎に施灸する実験

胃腸の運動機能の鼓舞(≒活性化)、体重増加、食欲促進が報告されている
大沢 勝 京城帝国大学教授 「長生きの科学 -東洋医学はあなたを守るー」

5、薬剤耐性結核に対する有効性が報告される
WHO報告書 北朝鮮・保健省 結核療養所での比較治療
標準薬剤のみの治療よりもお灸の治療を加えると症状の改善、症状の平均改善期間、体重の増加、治療結果が優位になることが分かってきた。
症例数も少ないため以下の研究結果を裏付ける今後の研究・調査が待たれる。
※ 非灸治療群=標準薬剤のみの薬物治療
  灸治療群 =標準薬剤 + お灸治療 併用

上記に紹介した内容を総合的に判断すると白血球、リンパ球など免疫力の向上、赤血球≒ヘモグロビンの増加により酸素運搬能力の向上、胃腸運動の向上が期待できる。
また東洋医学的な経絡や経穴(ツボ)にお灸による温熱刺激を加えることにより、逆子を戻したり、健康増進、不眠症、食あたり、関節痛などに幅広く効果が期待できる。