「氣」について その9

みなさんこんばんは。

栃木県・小山市の首肩こり・頭痛専門の天恵堂治療院 福田です。

今日も少し風はありましたが穏やかで暖かい天気に恵まれて良い一日になりましたね。今日も朝から往診に出かけるのが気持ち良かったです。乾燥しすぎるのは困ってしまいますが毎日こんな良い天気が続いてくれると良いですね。洗濯物も、干し柿も乾きますからね(笑)

今日も一昨日の「氣」についての続きをブログに書きたいと思います。一般の方だととても分かりにくい内容ではないかなと思うのですが、なるべく分かりやすく噛み砕いていきたいと思いますので、ご興味のある方はお付き合いください。

今回は氣の働きについて書いていきます。どんな働き・機能があるのかというと5つの機能がありますので以下に記載していきます。

1:推動=推し動かす働きです。そのまんまですが氣が血液の巡りや、水分の分配・排泄、さまざまな氣を循環させて生命活動が維持されているんですね。

この氣の推動作用が低下すると血液や水分、臓腑の氣や経絡の氣が巡らず病気として不快な症状が現れます例えば氣の滞り=氣滞といいシビレ、違和感が出たりします、血の滞り=血瘀(けつお)となり固定性に刺されるような痛みが出たりします、水液の滞り=湿痰(しつたん)となり浮腫みや痰が絡むようになったりします。

2:温煦=温めてくれます。西洋医学では筋肉や内臓により熱が作られると考えられていますが、東洋医学では氣の働きだと考えています。この氣の働きによって全身・五臓六腑・経絡・組織・器官が温められ正常に活動が維持されています。この温煦により全身の機能が正常に働き血液・水液・氣が円滑に巡る事ができます。

実はこの温煦と推動は密接な関係があるんですね。私のイメージですが温煦が低下すると冷える、冷えると血液がドロドロになり(粘度が上がり)もっと多くの推動力(氣)が必要になる、更に冷えると血流が悪くなり、もっと巡りが悪くなるのでもっともっと多くの推動力(氣)が必要になる。というイメージで氣血水の巡りが悪くなります。

3:防御=守ってくれます。何から?ってなりますよね!外邪(=自然環境の気候)からです、みなさん???になっていませんか?なっても無理はありません。ザックリ福田解説では夏暑くて脱水症状・熱中症になったり、寒い時期・環境(夏場のエアコン)などで風邪ひいたり肩や腰が冷えて痛くなったりとい事が起こると思いますが、この自然界の季節(風・暑・湿・燥・寒・火・異常気象)から守ってくる働きがあるんです。

どうやって?って氣になりませんか?身体の外側にバリア・オーラみたいな感じで守られているんです。オカルト的な感じ聞こえるかもしれませんが、身体に触れなくても「何か」を感じたり、「何か」を感じて振り向くと人や動物がいてビックリ!というご経験はありませんか?自分が発している氣(衛氣)が相手の氣と反応すると「何か」を感じるんですがその「何か」を私は「氣(衛氣)」と解釈しています。また東洋医学・鍼灸を行っている先生はほぼ同様のお考えだと思います。この「何か」を身体の反応として冷え、熱、渋滞、不足などをお身体を診察することが体表観察であり、ツボや経絡を通して五臓六腑の状況を調べているんです。

4:固摂=固めて閉じ込める。何を固めて、何を閉じ込めるの?ってことなんですが、身体のエネルギーや必要な栄養素という事で、氣、血、水液、精、などを閉じ込めて、やたらと漏れ出たり、不足しないように閉じ込めているんですね。これは出す時には出せる、出してはいけない時は出さないように閉じ込める働きで必要な時に使えるように閉じ込めておくんです。

これもどうやって?と言われてしまうと非常に説明が難しいのですが、分かりやす所で汗孔(汗腺)の開閉、小便・大便の排出、精子の射精など氣の働きが関わって調節されています。

ですので氣が不足し調節が効かないと不自然に汗が止まらなくなってしまったり、排便調節が上手くできず漏らしてしまう事が起こってしまうんですね。具体例でいうと大病されて氣が少なくなってしまった高齢者の方をイメージすると分かりやすいでしょうか?高齢による体力の低下で氣をたくさん作れず・病気などで運動ができず氣・血・水の巡りが低下、発汗の調節ができず、汗をかけなくて体内の熱を発散できず、体内の熱が身体に籠ってしましまい、夏場の暑い時期に熱中症になるといえばイメージできるでしょうか?

5:気化=物質転化・転換です。う~ん福田解釈では「変身」という感じです。何に?転化・転換・変身するの?って気になると思うのですが、まず東洋医学の基本中の基本はすべて「氣」を大元と考えすべては「氣」から成り立つと考えているんですがその他の大事な物質として血・水・精があります。これらは五臓六腑や全身にあり互いに身体全体を通して過不足が無いように、バランスを取る必要がありますので「一定の条件の下で」相互に転化・転換・変身して全身のエネルギーが過不足なく巡り、正常に働くようになっています。

この気化については五臓六腑の働き・機能も大きくかかわりますので「氣」と五臓六腑の共同作業のイメージもありますが、五臓六腑の働き・機能の影響を受けた氣・血・水・精・が相互に転化・転換・変身して過不足を補い合うといように解釈しています。

次回は氣の動き方(運動形式)についてブログに書きたいと思います。

肩こりでお困りのみなさん!本格的な冬に入り寒さが厳しくなっていますのでくれぐれもお身体を冷やさないようにお気をつけてお過ごしください。風邪をひいて元々お持ちの症状が悪化されている方が増えております!

い症状からお身体を解放して優しく明るい“本来のあなた”を取り戻しましょう!

人間に遅すぎるという事はありません!「今日は残りの人生の最初の日」です!みなさんならできます!自分の人生を自分の手で創っていきましょう!

みなさんを好調にして生涯現役でご自身の人生を楽しんでもらい、栃木を!日本を!世界を!良くしたいという野望を燃やす熱血院長でした。

参考図書:基礎中医学 燎原

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院長 福田 恵一