みなさんおはようごさいます。
栃木県・小山市の首肩こり・頭痛専門の天恵堂治療院 福田です。
今日も寒さが厳しい朝になりましたね!みなさんは健やかにお過ごしでしょうか、今朝は往診に行くための車に霜が降りていて(というより凍っていて)フロントガラスの氷をとるのに苦労しました。
幸い治療院の前に車を止めてあるので治療院で水を汲んでフロントガラスに掛けるのだけですが今日は2回ほど水をかけましたがエンジンも車内も冷え切っていて暖まるまで身体が冷えてしまい、冬の寒さをしっかりと身体で味わいました。
そして本日は二十四節季の「冬至」ですね、一年の内で夜の時間(陰の時間)が一番長い日です。また本日の24時を過ぎた瞬間から「夏至=陽の極み)」に向かい陽気が高まっていくことになります=一陽来復ですので、お守りを決まった方角に向けて供えるのも24時なんですね。
食いしん坊な私には「とうじ=湯治」に通じる気がしますし、「冬至」といえば「ゆず湯」ですので柚子やみかんを味わう方が楽しみです。今日の福田家もゆず湯かもしれません。
という事で本日のブログは「ゆず」の効能などをお伝えしていきます。
「ゆず」(柚・柚子):ミカン科の常緑植物で中国・揚子江上流が原産とされています。日本には古くから伝わっていたようで奈良・平安時代にはすでに日本国内に植えられていたそうです。
ゆずの成分:
果実=クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、ビタミンC、カリウム、カルシウム
種=リモノイド(苦味成分)、クエン酸、ビタミン類、精油成分
皮=ペクチン質(ぬるぬる成分)ビタミンP
効能:女性の肌荒れ、冷え性、抗がん作用、コレステロール抑制作用、炎症緩和作用(リウマチ、関節炎、神経痛など)、風邪、月経不順、食欲不振、血糖値上昇抑制作用、抗酸化作用があり活性酸素を除去、抗ウイルス作用、血圧低下、脳卒中・心筋梗塞の発作予防
など上記の様な素晴らしい効果が認められているようです。
また「ゆず」はミカン科ですので「みかん」の東洋医学的効能を紹介します。
寒熱: 微温 程よく温めてくれる
働き・作用: 潤す、昇発(上昇性)
臓腑(内臓): 肺・脾 の臓が栄養されます
季節: 初夏から冬
五味: 甘・酸
毒性: 無し
体質・症状: 気血不足、胃腸が弱い、気の巡りが悪い、血行不良、、ほてり・のぼせ、冷え性、便秘、高齢者、小児、妊婦、に適する。
効能: 食欲促進、喉の渇きや肺・気管支を潤す、気の巡りを良くする、脾胃に作用し消化吸収を促進、余分な水分を排出し痰を収める(一定程度、浮腫みの改善にもなりそうです)
現代医学の研究: クリプトキサンチン=抗がん作用、ヘスペリジン=毛細血管の強化作用、ビタミンC・クエン酸=抗酸化作用、ミカンの皮抽出物=気管支の痙攣抑制、ミカンの皮の油=痰を除く
本草綱目(中国の薬草図鑑)では上品(非常に身体によい)とされ、陳皮、桔紅、青皮、桔核、桔絡、桔葉として漢方薬の原料・生薬とされています。
上記のようにゆず・みかんの成分や効能をお伝えしましたが、同じ科の果物ですので現代の医学・栄養学、古来からの東洋医学ともに、ほぼ同じような効能が認められていますね。
しかも美容にも健康にも良い効果がありますし、慢性病からガンや脳卒中などの大病の予防の効果も期待できますので、ストレスの多い方や運動不足、体調が優れない方は、みかんや柚子を多めに食べるしかないですね。
西洋医学でも、東洋医学でも認められているという事は、「非常に高い効果が期待できる」証拠でもありますので是非、みなさんはゆず湯に入り、柚子、みかんを沢山召し上がって頂き、身体の外からも中からも健康、好調になってくださいね。
お辛い症状でお困りのみなさん!本格的な冬に入り寒さが厳しくなっていますのでくれぐれもお身体を冷やさないようにお気をつけてお過ごしください。風邪をひいて元々お持ちの症状が悪化されている方が増えております!
辛い症状からお身体を解放して優しく明るい“本来のあなた”を取り戻しましょう!
みなさんが健やかに明るく元気に毎日を過ごされることを心より願っています。
みなさんを好調にして生涯現役でご自身の人生を楽しんでもらい、栃木を!日本を!世界を!良くしたいという野望を燃やす熱血院長でした。
天恵堂治療院
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院長 福田 恵一