鍼灸の針 痛くない? なぜ? 本当は?

みなさんおはようございます。

栃木県・小山市の首肩こり・頭痛専門の天恵堂治療院 福田です。

今朝は寒さも穏やかで日差しの暖かさを感じる朝になりましたね。自転車通勤の私の顔も凍てつくことなく天恵堂に着く事ができました。今日は耳もジンジンしてないです。

しかし本来なら寒中(小寒~大寒~立春)の時期に3月、4月なみの暖かさというのは“変=異常”な気象となりますし、賊風という本来なら吹かない方角からの風(冬の時期に南風など)が吹くと日中の暖かさと朝晩の寒暖差が大きくなり体調を崩すこともありますのでみなさんも十分にご注意ください。

ちなみに変=異常の反対は常=正常であり冬の風なら北風という事になります。

本日は鍼灸治療を受けた事がない人、興味がある人、鍼灸は痛そうで怖いという人にぜひ見て頂きたいと思い、ブログを書いてみます。

いきなり!結論!

“基本的には”鍼灸の針は痛くないです。(注射と比べて)

 

痛みが出てしまう場合として考えられる事

1:毛穴に針が直撃した

2:痛点・痛覚受容器(センサー)に針が直撃した

3:爪先・指先など感覚や痛覚が鋭いところ

4:膝の後ろ側など普段刺激を受けない部位(刺激に慣れていない)

5:内出血が起こった(痛みというか違和感があります)

 

治療法により痛みを感じやすい治療

1:刺激が強いタイプの治療(中国式など)

2:神経に刺激をする治療法

 

上記のような場合は痛みを感じることがあります。

多くの人は、「たまにチクッとすることもあるけど、ほとんど痛くないよ」(=ムダ毛を抜く程度の痛み)「ズーンとひびく事がある」「ビビッと電気が走る事がある」「治療が終わるとスッキリする」「血流が良くなって暖まる」「気持ちいい」「眠たくなって寝ちゃう」という感想がほとんどでしょうか。

まぁ刺激が強すぎて「違和感が残る」ということも新規の患者さんや「過敏な方」で「穏やかな治療を好まれる方」にはたまにあります。当日から翌日には違和感がなくなることがほとんどです。

それから患者さんお一人お一人の「感受性」にもよりますが「過敏な方」から「刺激に強い方」までみなさん異なります、また「刺激・ひびきが好きな方」「穏やかな治療が好きな方」とまた治療の好みも患者さんお一人お一人異なります。

患者さんの「感受性」「体質」「治療や刺激量の好み」まで合わせて治療を行えば、概ね「痛くない治療」ができると思います。

その他の「痛くない」理由は針の加工技術の高さと形状によるところが非常に大きいと思います。

みなさんも少しは見かけたことがあるかと思いますが、注射針と鍼灸の針の形が違うので、痛みが少ないんです。

下の画像はホワイトボードに鍼灸の針、注射針、髪の毛の直径や形状を比較できるように書いてみました。

左:鍼灸の針 真ん中:注射針 右:髪の毛

直径については現在一番細いものを記載したつもりでしたが、注射針については直径0、18ミリの針が現在は一番細いようです。(円錐の錐の字が垂になっていました)

 

 

 

 

 

 

 

大きな違いと言えば、形状でしょうね。

どうしても注射は血液や薬を「通す」必要がありますから「中空の構造」になり「先端も鋭利」になります多少皮膚を切開する作用が求められるのでしょうか?

注射痕はハッキリ残りますよね。それだけ皮膚への侵害性が強く痛みを感じてしまう原因なんですね。

革新的な技術の向上で細くなったとはいえそれでも直径0.18ミリが一番細いようです。インスリン注射用の一番細い針です。

 

それと比較して鍼灸の針は美容で使用するものは直径が0.1ミリ、形状は円錐状(松葉型・柳葉型)が特徴です。日本に鍼灸が伝わってから長い時間をかけ痛みの少ない形状(松葉型、柳葉型など)に進化して現在に至っています。

円錐状ですので針を抜いた後は、経穴(ツボ)の反応で血行が良くなり発赤していれば分かりますが、ほとんど分かりません。ですので針を抜いた後の消毒は針を刺した経穴(ツボ)の位置に対して広めに消毒をするんです。

鍼灸院さんの治療方針にもよりますが比較的よく使用する針の直径は、

美容だと0.1~0.14ミリ

お身体の治療だと直径0.14~0.2ミリ

お尻や強い刺激の治療だと直径0.2~0.28ミリとか太くて長い針が使われると思います。

天恵堂では敏感な方や刺激が苦手な患者さん用に美容の直径0.14ミリの針から直径0.2ミリの針を使用することがほとんどです。ごくまれに直径0.25ミリの太い針を使う事もあります。

ちなみによく鍼灸師さん達が言う鍼灸の針は「髪の毛ほどの細さ」ですというのも、嘘ではないようですね。

本当かな?と思い髪の毛もネットで調べてみたら、細い毛(猫毛)で直径0.06ミリ、太い毛で直径0.15ミリ、日本人の平均的な直径は0.08~0.1ミリ程度というのがいくつかの美容や育毛系のサイトで出てきましたので鍼灸の針と髪の毛は概ね同じくらいの太さと考えてもよいかと思います。

さらに!蚊の吸い口(吻=ふん)はさすがの0.02ミリだそうです。

まとめ!

鍼灸の針は「注射針と比較」して「基本的には痛くない」が治療の部位・場所によってはたまに「痛みを感じる事もある」「内出血のリスクがある」「違和感を感じることがある」というのが本当の所ではないかと思われます。

もし初めての鍼灸治療をお考えでしたら、治療院さんに予約をするときに「痛みが苦手なので弱い刺激が希望です」「初めての鍼治療なので刺激は弱くしてほしいです」などご自身の希望を事前に伝えておくとスムーズに鍼治療を受けられるでしょう。

鍼灸院さんによってはお子様やご高齢の患者さん用に「刺さない針」の治療を行っている治療院さんもあります。

一人でも多くの方が鍼治療で身体の不調から解放されて元気に明るい毎日を過ごされることを願ってます。

以下に注射針のテルモさんのHPを貼っておきます。

http://www.terumo.co.jp/pressrelease/detail/20120830/37

辛い症状でお困りのみなさん、すでに「寒の入り」で寒さが厳しくなっていますので、くれぐれもお身体を冷やさないようにお気をつけてお過ごしください。

風邪をひいて元々お持ちの症状が悪化されている方が増えております!

辛い症状からお身体を解放して優しく明るい“本来のあなた”を取り戻しましょう!

みなさんが健やかに明るく元気に毎日を過ごされることを心より願っております。

みなさんを好調にして生涯現役でご自身の人生を楽しんでもらい、栃木を!日本を!世界を!良くしたいという野望を密かに燃やす院長でした。
天恵堂治療院
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院長 福田 恵一