やっぱり病気になりますよ・・・。それは・・・。生活習慣 養生訓

みなさんおはようございます。

栃木県小山市の首肩こり・頭痛専門の天恵堂治療院 福田です。

本日は昨日の雨が止み肌寒い朝になりましたね、天気予報では4月なみの気温という事ですが、どんな季節でも「例外的に」一時的な寒の戻り、急な暑さというのはあることですので朝晩の冷え込みで風邪をひいたりしないよう体調管理には十分にご注意ください。

また先日の5月5日より二十四節季の「立夏」です、いよいよこれから夏至に向かい陰陽の陽の氣が強くなってきます。小さなお子さんやご高齢者の「熱中症」にご注意ください。

“こういう先手、先手”の対応をできるというのが東洋医学の良い所であり非常に強い部分ですね。

最近、医療・介護関係の方や天恵堂にご来院されている患者さんからご紹介頂き、新規の患者さんが外来、特別往診ともに増えてきており大変ありがたいと感謝しております。

患者さんから頼りにして頂けるのは非常にありがたい事ですので、一生懸命、治療をさせて頂き同時に東洋医学の勉強や研修も頑張ってまいります。

東洋医学の治療を行っていると「病院でなかなか治療効果が無くて・・・」とか「ずっと慢性的な症状・痛みを繰り返していて・・・」とか「大病を患ってしまって東洋医学に辿りつく」という方の治療をさせて頂いておりますが、みなさんそれぞれに“大元”にある原因・病因というのは千差万別で誰一人として同じ方はいらっしゃらないんですね。

しかしその中でも患者さんに応じて比重は異なりますが、“大元”の原因・病因として大きな比重を占めるものが幾つかあります、その原因や病因について今回のブログでお伝えしていきたいと思います。

“大元”にある原因・病因として比重の大きなものとしては以下のものが多いです。

1:精神的ストレス

2:疲労 (肉体的ストレス)

3:運動不足

4:飲食習慣

5:生活習慣

6:定期ケアをしない

7:思考・考え方

本日は5:生活習慣についてお伝えしていきたいと思います。

昨日の続きで貝原益軒先生の「養生訓」=生命を養う教えと意味の書籍です。

この中から特に私を含めた現代人が注意しなければいけないものをお伝えいたします。

というか全部に注意しなければいけないので「養生訓」をみんなで読みましょう!(ホントに)

<不養生は自殺と同じ>

ほとんどの人が生まれつきもらっている寿命は長い。

天寿が短く生まれつく人はまれである。生まれながら元氣で身体が丈夫な人も養生の術を知らなければ朝夕「元氣」を損ない、日夜精力を減らし、生まれつきの寿命を保つ事ができずに早世してしまう。

このような人が世に多い。また、天性非常に虚弱で病気がちだが、多病なるが故に慎み恐れて養生に努め、かえって長生きする人もこれまた世に多い。

この二つの例は世間に多く見られる事なので、疑ってはいけない。欲の赴くままにして身を亡ぼすのは、たとえば刀で自害するのと同じことである。早いか遅いかはあるが、身を亡ぼすことは同じである。

パナソニック創業者の松下幸之助さんは生来の虚弱体質でよく病気になっていたそうですが、人一倍健康に気をつけて94歳まで長生きされました。まさに養生の賜物ですね。

またこの「養生訓」を著した貝原益軒先生も実は虚弱体質であったことは有名で、ヒートテックや灯油ストーブもない江戸時代に84歳という超長寿を全うされました。

<治療よりも養生が上策>

古の君子は、礼楽を好んで行い、弓術と馬術を学び、力を使い、詩歌を詠じ、礼拝の所作を行って「血脈」を養い、欲望を抑え、心を安定させ、風・寒・暑・湿(燥・火)などの外邪を用心して防いだ。

このように常に行っていれば、鍼灸や薬を用いなくても病気にならない。これが君子の行う基本の務めで上策である。

よく病気にかかるのはみな養生の術がない事から起きる。病気になってから薬を服用し鍼灸の治療を受けて病を治療するのは甚だつまらない下策である。

古代中国の時代や、江戸時代と、現代は全く社会環境が異なり、働き方、ストレスなど様々な問題がありますが、養生をすることで病気を未然に防ぐ事ができる事は何一つ変わりません。

普段から養生をしていないからこそ、「生活習慣病」という病気が誕生したように思いますし、生活養生と東洋医学をしっかりと実践していくことが生活習慣病を未然に防ぐ事につながります。

それにしても貝原益軒先生・・・、薬の服用、鍼灸治療を受けるのは甚だつまらない下策とは過激です(涙)

<身体を動かすこと>

身体は日々少しずつ動かすべきである。長時間安楽に座っていてはいけない。

毎日食後に庭や田畑を数百歩静かに歩きなさい。雨の日は室内を何回も歩きなさい。

このように日々朝晩運動すれば鍼やお灸をしなくても飲食(食べ物)や氣血は滞ることはなく病気にかからない。鍼灸の治療を受けるよりもこのようにすれば病はなく安楽であろう。

本当に現代の人は、車社会、インターネット社会になり人の活動が江戸時代と比べようもないほど激減しているのではないでしょうか?

だからこそ運動をして肉体を弱らせないことが健康長寿、健康寿命を延ばす秘訣だと思います。

人間だって動物ですから「動いてなんぼ!」ってことですね!

<養生も学習が必要>

天池父母より受けた貴重な身体をもって、これを保つ方法を知らず、無茶な生活を送り、大病をし、身を失い、人生を短くすることは、誠に愚かな事である。天池、父母に対して、大きな不幸というべきである。

病なく、命長く生きてこそ、人として生まれてきた楽しみが多いのである。病多く、命短くては、富貴を極めても役に立たない。

貧賤だが命長いのに劣るのである。

私の郷里の年若い人を見ると、養生の道を知らず、放蕩をして短命な人が多い。

また私の郷の老人を見ると、養生の道が無くて多病に苦しみ、元氣が衰えて早く老いぼれている。

苦しみながら生きては、たとえ百年の齢を保とうとも、楽しみもなく、長生きしても益が無い。

正しい養生法を知らなければ実行・実践できませんからしっかりと専門家の指導を受けましょう。

私は東洋医学を心から信じていますので東洋医学と養生訓をしっかりと学んで患者さんに伝えて参ります。

みなさんご自身が信じる養生法を選んで実践してください、間違った養生法で短命になろうともすべては自己責任です。

<楽は苦の種、苦は楽の種>

ほとんど場合、一時的に快い事は、必ず後で災いとなる。

酒食を欲しいままにすれば愉快だが、やがて病気なるようなものである。初めに堪えれば、必ずあとに喜びとなる。お灸をして熱さを堪えれば、のちに病気が治るようなものである。

杜牧の詩に「忍過事堪喜」とあるのは、欲を堪えた後には歓びがくる、ということである。

お酒や食生活、性生活、遊びなどすべてに当てはまりますが、私が真っ先に浮かんだのは「車社会で足腰が弱り寝たきりや介護を必要とする人たちが大量に生まれるだろう(生まれている)」という事です。

まさしく<楽は苦の種、苦は楽の種>自動車で便利な生活を楽しみ、当たり前に生活している事が苦しみの種になってしまうように思います。

<過度の感情は病気の元>

「氣」は体の中全てに行き渡るべきである。胸の中ひとところに集めてはならない。

怒り・悲しみ・憂い・思いなどがあれば、胸中ひとところに「氣」が集まって滞る。喜ぶ・怒る・憂う・思う・悲しむ・恐れる・驚くの「七情」が過ぎて、「氣」が滞るのは、病気の生じる元である。

人との関わりで喜びや楽しみを余りひどく表せば、「氣」は広がりすぎて減ってしまう。逆に自分一人でいて、憂いや悲しみが多ければ「氣」は結ばれて塞がってしまう。減るのも塞がるのも氣の害である。

病は氣からの事を指しています。失恋した時に食事が喉を通らなくなったり、大切な家族やペットが亡くなってしまったりすると気持ちや心が大きく落ち込んでしまいます。

その状態が長期間続いてしまうことが病気につながってしまうんですね。

それはその人の一番弱い部分に現れます、ある人は心の病、ある人は肉体の痛み、ある人は内臓の病気など様々なところに現れます。

<心の楽しみを知れ>

ひとり家にいて静かに日を送り、古書を読み、古人の詩歌を吟じ、香をたき、古い法帳を広げ、山水を望み、月花を愛で、草木を慈しみ、四季の景色を楽しみ、酒をほろ酔い程度に飲み、庭で作った野菜を煮る。

これらはみな、心を楽しませ、「氣」を養う助けとなる。貧賤の人でも、この楽しみはいつでも実行できる。もし、よくこの楽しみを知ったならば、富貴ではあってもこの楽しみを知らない人に勝るであろう。

趣味や生きがい、楽しみを持っている人は年齢を問わず若々しくお元気ですね。

いつでも気軽にできる趣味や楽しみを持っていつまでも「若々しく」「元氣」に過ごしましょう!

是非、このブログをお読みいただいているみなさんには養生・セルフケア、定期的な治療ケアを実践、継続して頂き「病気知らずの素晴らしい未来」を手に入れて頂きたいと思います。

今日も一日、頑張って素晴らしい一日を過ごしましょう!

東洋医学はお身体の診察をしっかりと行い治療して「お一人お一人に合った」治療を行うのが大きな特徴であり、

未病治=大病になる前に病を治すということが基本になります。

私の考えでは、

絶好調=非常に健康で心身ともに活き活き生活

好調=健康で良い状態で疲れもすぐに回復する

未病=不調の手前

不調=小病の手前(画像や数値が正常値から外れる注意状態)

小病=何らかの異常が数値・画像・言動・行動に認められる

大病=明らかに大きな異常が認められ治療が必要になる

というような身体の健康-疾病観を持っていますので、未病、不調の内に小病・大病になる前に先手、先手と治療をできるというのが東洋医学の非常に大きな強みです。

このブログをお読みのみなさんの健康度・健康レベルはどのあたりでしょうか?

辛い症状でお困りのみなさん暦では「立夏」になり暦の上で夏が始まりました。

朝晩も過ごしやすくなりましたが、まだまだ急な寒さの戻りや日中、猛暑になる事がありますので、くれぐれも体調管理にはお気を付けてお過ごしください。

辛い症状からお身体を解放して優しく明るい“本来のあなた”を取り戻しましょう!

みなさんが健やかに明るく元気に毎日を過ごされることを心より願っております。

みなさんを好調にして生涯現役でご自身の人生を楽しんでもらい、

栃木を!日本を!世界を!良くしたい院長でした。

天恵堂治療院

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院長 福田 恵一