みなさんおはようございます
栃木県小山市の首肩こり・頭痛・自律神経専門の天恵堂治療院 福田です。
今朝は薄曇りですが、暑くもなく寒くもなく程よい気温になりましたね、自転車通勤も車で移動する特別往診も快適でした!
午後からは雨が降ってくるという天気予報が出ておりましたので、屋外での活動や運動は午前中に行っておくと良さそうです。
最近は梅雨寒で冷えたり、温暖化の影響の猛暑となったり、梅雨の影響で湿気が高くなったりと、お身体には大きな影響が出ますので、日頃からセルフケア・養生をしっかりと行っていただき体調を整えていきましょう!
そして!現在はサッカーワールドカップが開催されておりますので寝不足が複合して、更にみなさんの体調を悪化させてしまう事がありますので応援のし過ぎによる寝不足にもお気を付け下さい。
近頃、医療・介護関係の方や天恵堂にご来院されている患者さんからご紹介頂き、新規の患者さんが外来、特別往診ともに増えてきており大変ありがたいと感謝しております。
患者さんから頼りにして頂けるのは非常にありがたい事ですので、一生懸命、治療をさせて頂き同時に東洋医学の勉強や研修も頑張ってまいります。
ということで本日のブログは「歯茎マッサージ、喫煙、抗生物質…歯周病にまつわる嘘や誤解」というニュースがありましたので、みなさんと情報共有して健康になって頂きたいと思います。
「歯茎マッサージ、喫煙、抗生物質…歯周病にまつわる嘘や誤解」gooニュースより
https://news.goo.ne.jp/article/postseven/life/postseven-696193.html
実は私も歯の手入れ、口腔内の健康には非常に注意しています!
だって「虫歯(齲歯)」には鍼灸治療も肉体面を整える治療も効きませんからね(笑)
ただ、痛みを抑えたり軽減する働きはありますから、全く効かないかといえばそうでもないですし、歯科医院の先生と鍼灸師で顎関節症などの治療を共同で行う場合もあります。
そして今回はニュースのタイトル通り歯を支えてくれる大事な歯茎の病気=歯周病について、ニュースの話を引用しながらお伝えします。
ずばり!結論です!
1:歯茎・歯肉マッサージは「歯周病は治らない!」
何故ならば!歯周病は歯周ポケットに取り残された細菌・病原菌を除規しなければ治らないとニュースでは説明されています!
ただ私の考えでは歯肉マッサージはニュースにもある通り、引き締め効果があり血行を促進する働きはあると思うので栄養を巡らせるという意味では行っておいた方が良いとは思います。
ニュースの中では以下のように説明しています。
「マッサージすると、歯肉が引き締まるので、歯周病の症状が改善したと“錯覚”してしまうのです。昔から、歯肉マッサージで歯周病は治ると主張する歯科医がいますが、原因の細菌を除去しなければ、歯周病は決して治りません」 間違った情報に騙されないよう注意してもらいたい。
2:タバコは有害な危険性が高い!
ニコチンには血管を収縮させる働きがあるので歯茎・歯肉も末端と考えられますし、毛細血管が集まっているともいえるので、歯茎・歯肉の血行が悪くなれば当然、血液やリンパ管を流れる白血球やリンパ球などの免疫細胞が巡らなくなりますし、血管を通じて栄養を受け取ることができなくなりますので、歯周ポケットに残ってしまった細菌・病原菌に対して悪影響は間違いないでしょう。
ニュースの中では以下のように説明しています。
日本歯周病学会のガイドラインから、抜粋・要約する。
「喫煙は、歯周病の最大リスクファクターとして強い関連性が示されており、喫煙者は非喫煙者に比べて2〜8倍、歯周病に罹患しやすい。喫煙者の歯周治療には、禁煙が必須であることを十分に説明する」
タバコのニコチンには、免疫機能や細胞の働きを阻害する作用があり、歯周病を悪化させる要因であることが明確なのだ。
3:抗生物質飲み過ぎは悪影響の危険性が高い
以前ブログでもお伝えした通り抗生物質を長期間服用すると、ご自身の体の中の善玉菌・悪玉菌を見境なしに殺菌してしまうので腸内フローラはボロボロ、せっかく摂取したビフィズス菌や善玉菌も殺菌されてしまいます。
ニュースの中では以下のように説明されています。
歯周病治療として、抗生物質を長期的に投与する方法が行なわれるようになった。これについて、口腔内細菌の権威・奥田克爾氏(東京歯科大学・名誉教授)は警鐘を鳴らす。
「歯周病は感染症ですから、抗生物質は一時的に効きますが、中長期的に使用すると腸内細菌フローラを撹乱して、ディスバイオーシス(※注)を起こします。
歯周病のような慢性感染症に抗生物質を長期間投与すべきではありません」
【※注/「腸内微生物相のバランス異常」を表わす。免疫機能の破綻、肥満、糖尿病などの原因となる】
また、抗生物質の長期投与は、“薬剤耐性菌”を生み出す。感染症になった際、薬が効かなく、命の危険に晒される可能性もあるのだ。
抗生物質の投与は、基本的に“3日間”。これより長い場合は、治療に問題があると考えたほうがいいと、奥田氏は指摘する。
『やってはいけない歯科治療』著者のジャーナリスト・岩澤倫彦氏
こちらの書籍も読んでみたいですね!
先日の筋トレ・ストレッチの講座で女性学級のみなさんにお伝えしたのですが、今は2人に1人は「がん」を発症し、3人に1人は「がん」でお亡くなりなります。
先日のブログでお伝えしたニュースのように西洋医学が発展して「がん」を治せる、完治できるようになることは非常に素晴らしい成果ですが、「がん」をはじめとする大病・難病を発症しないよう決して他人事ではなく、自分自身や自分の家族に起こる可能性が高いという事を認識して、少しでも病気にならない、発症する確率を下げられるように日頃からのセルフケアや体調管理、心身の健康維持が大切だと思います。
私の様な東洋医学・未病治の医学を実践する治療者としては、基本的には日常生活の中でセルフケア・養生を継続・実践して頂き、「軽い不調」の段階で東洋医学の治療を受けて心身の状態を回復させる、それでも「いつもと違い」急激に悪化したり、骨折など原因が明らかなものに対しては西洋医学の治療を優先することが最良だと思います。
西洋医学では画像や数値に異常が無ければ鎮痛剤など対症療法でしか対応できない事が多いと感じます。
西洋医学的に「異常」が見つからなくても東洋医学的に「異常」が見つかったり、その「異常を治す」治療がある場合もありますので100%西洋医学を信用することも良いですが、同時に西洋とは「違う角度・診かた」でお身体を治療する「本当の東洋医学」の治療を受けてみる事も大切だと思いますし、併用することで少しでも早くお身体の症状が回復する可能性もありますのでご参考になさってください。
※当院では痛い場所だけに鍼を刺したり、顔に鍼を刺すもの、東洋医学の道具だけを使った方法を「本物の東洋医学」とは判断しておりません。
先日のブログでも書きましたが貝原益軒先生の「養生訓」=生命を養う教えという意味の書籍です。
生活養生・セルフケアには非常に有効な養生訓です。
聖路加国際病院名誉院長の故・日野原重明先生もご推薦されておりますので、是非ご一読されると良いでしょう。
是非、このブログをお読みいただいているみなさんには養生・セルフケア、定期的な治療ケアを実践、継続して頂き「病気知らずの素晴らしい未来」を手に入れて頂きたいと思います。
今日も一日、頑張って素晴らしい一日を過ごしましょう!
東洋医学はお身体の診察をしっかりと行い治療して「お一人お一人に合った」治療を行うのが大きな特徴であり、未病治=大病になる前に病を治すという基本になります。
私の考えで東洋医学的な健康度のイメージを図にすると以下のようになります。
というような身体の健康-疾病観を持っていますので、未病、不調の内に小病・大病になる前に先手、先手と治療をできるというのが東洋医学の非常に大きな強みです。
このブログをお読みのみなさんの健康度・健康レベルはどのあたりでしょうか?
辛い症状でお困りのみなさん暦では「芒種」になり暦の上で夏になりました。
朝晩も過ごしやすくなりましたが、まだまだ急な寒さの戻りや日中、猛暑になる事がありますので、くれぐれも体調管理にはお気を付けてお過ごしください。
辛い症状からお身体を解放して優しく明るい“本来のあなた”を取り戻しましょう!
みなさんが健やかに明るく元気に毎日を過ごされることを心より願っております。
みなさんを好調にして生涯現役でご自身の人生を楽しんでもらい、
栃木を!日本を!世界を!良くしたい院長でした。
天恵堂治療院
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院長 福田 恵一